ChatLuckのパッチのインストール

ChatLuck (Linux + PostgreSQL) のパッチのインストールについての説明です。

ご注意
アップデート作業を行う前に、必ずデータのバックアップを行ってください。
(データのバックアップ方法は以下をご覧ください。)
https://www.chatluck.com/download/doc/install/ja_JP/com/pg_backup_l.html

 

Linux + PostgreSQL版のChatLuck パッチのインストールを行います。

1.サーバーの停止

1-1. suコマンドにて、rootユーザーにスイッチしてください。

[guest@xxxxxx ~]$ su -

Password:

1-2. 以下のコマンドを実行し、Apacheを停止します。

[root@xxxxxx ~]# service httpd stop

httpd を停止中:               [ OK ]

"httpd を停止中: [ OK ]"のように表示されれば停止されています。

1-3. 以下のコマンドを実行し、リアルタイムサーバーを停止します。

[root@xxxxxx ~]# service chatluck stop

Stopping chatluck-rserver:          [ OK ]

"Stopping chatluck-rserver: [ OK ]"のように表示されれば停止されています。

1-4. 以下のコマンドを実行し、Redisサーバーを停止します。

[root@xxxxxx ~]# service redis stop

Stopping ...

Redis stopped ...

"Redis stopped ..."のように表示されれば停止されています。

 

2.パッケージの展開

ここでは、ダウンロードしたファイルをFTPにて、"guest"ユーザーのホームディレクトリに転送済みとし、/tmpディレクトリを作業用ディレクトリとして使用する前提で説明します。
引き続き、"root"ユーザーで作業を行います。

2-1. /tmpディレクトリに、前回インストール時のファイルが残っている場合は削除します。

[root@xxxxxx ~]# cd /tmp

[root@xxxxxx tmp]# rm -rf cgi-bin htdocs contrib

 

2-2. 次に、/tmpディレクトリにパッケージを展開します。

[root@xxxxxx tmp]# tar zxvf /home/guest/chatluck-patchx-VxxRxxpgxxlREx.tar.gz

展開が完了すると、tmpディレクトリ下に「cgi-bin」、「htdocs」ディレクトリが作成されます。

 

2-3.展開された「cgi-bin」、「htdocs」ディレクトリのオーナーをApacheのサービス実行ユーザーに変更します。

[root@xxxxxx tmp]# chown -R apache:apache cgi-bin htdocs

 

3.SQLの適用

3-1.展開されたディレクトリ内に「sqlupd」がある場合、postgresユーザーにスイッチ後、以下の手順にてSQLの適用を実施してください。

[root@xxxxxx tmp]# su - postgres

[postgres@xxxxxx ~]$ cd /tmp/cgi-bin/chatlk/sqlupd

[postgres@xxxxxx sqlupd]$ ./install.sh chatlk localhost chatlkdb

コマンドパラメータは以下の通りとなります。
./install.sh chatlk localhost chatlkdb
       ①    ②    ③

chatlk・・・PostgreSQL上のChatLuck用のロール名
localhost・・・PostgreSQL DBサーバーが動作しているサーバーのホスト名
chatlkdb・・・ChatLuckのDB名

3-2.コマンドが正常に終了したら、exitコマンドにて、rootユーザーに戻してください。
※上記「install.sh」実行時にファイルが存在しない旨のエラーが出力されますが、アップデートは正常に行われます。
 恐れ入りますが、そのままアップデートくださいますようお願いいたします。

[postgres@xxxxxx sqlupd]$ exit

[root@xxxxxx ~]# cd /tmp

 

4.パッケージの上書き

4-1.展開されたディレクトリ内に静的コンテンツを、WebサーバーのドキュメントルートにあるChatLuckのイメージディレクトリに上書きコピーします。

[root@xxxxxx tmp]# cp -rp htdocs/chatres /var/www/html/.

[root@xxxxxx tmp]# cp -rp htdocs/chatsares /var/www/html/.

4-2.展開された「chatlk」「chatlksa」ディレクトリ内のファイルとディレクトリを、ChatLuck本体のインストール先に上書きコピーします。

[root@xxxxxx tmp]# cp -rp cgi-bin/chatlk /var/www/cgi-bin/.

[root@xxxxxx tmp]# cp -rp cgi-bin/chatlksa /var/www/cgi-bin/.

4-3.不要ファイルの削除を行います。

[root@xxxxxx tmp]# rm -rf cgi-bin htdocs contrib

 

5.サーバーの再起動

5-1.以下のコマンドを実行し、Redisサーバーを起動します。


[root@xxxxxx tmp]# service reidis start

Starting Redis server...

"Starting Redis server..."のように表示されれば、Redisサーバーの起動は完了です。

5-2.以下のコマンドを実行し、リアルタイムサーバーを起動します。


[root@xxxxxx tmp]# service chatluck start

Starting chatluck-rserver:

"Starting chatluck-rserver:"のように表示されれば、リアルタイムサーバーの起動は完了です。

5-3.以下のコマンドを実行し、Apacheを起動します。


[root@xxxxxx tmp]# service httpd start

Starting httpd:               [ OK ]

"Starting httpd:[ OK ]"のように表示されれば、Apacheの起動は完了です。

 

以上でChatLuck (Linux + PostgreSQL版) パッチのインストールは完了です。

 

記載の製品名および商品名は、各社の商標、または登録商標です。