Redisのインストールと設定についての説明です。
ここではお使いのサーバーに、『Redis 3.0.6』をインストールする手順を説明します。
Redisはメモリー上でデータストアの役割を果たす、いわゆる『NoSQL』データベースです。
Redisに関する詳細は、「Redisの公式サイト」をご参照ください。
ChatLuckでご利用いただけるRedisのバージョンは、「3.0.6」になります。
suコマンドにて、rootユーザーにスイッチしてください。
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以下URLから、Redisのパッケージソース(redis-3.0.6.tar.gz)をダウンロードし展開します。
https://chatluck.com/download/binary/linuxpg93/redis-3.0.6.tar.gzここでは、guestユーザーのホームディレクトリにダウンロードしたものとします。
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展開が完了すると、/usr/local/srcディレクトリ下に「redis-3.0.6」というディレクトリが作成されます。
パッケージのコンパイルを行います。ここでは make コマンドを使用してコンパイルします。
コンパイルは、数分で完了します。
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コンパイルが正常に終了しましたら、インストールを行います。
make install と入力するとインストールが開始されます。
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上記のように実行されればインストールは完了です。
サーバーのリブート時などに、Redisが自動起動するよう設定を行います。
まず、設定ファイルを設置するディレクトリの作成と設定ファイルのコピーを行います。
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次に、Redisのパッケージソースに同梱されている、自動起動スクリプトテンプレートを流用して自動起動の設定を行います。
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起動スクリプトよりRedisを起動して、設定が正しく行われているか確認します。
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"Starting Redis server..."のように表示されれば、起動スクリプトは正しく設定されています。
最後に"chkconfig"コマンドで、自動起動スクリプトをシステムに登録します。
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以上で、Redisの自動起動の設定は完了です。
記載の製品名および商品名は、各社の商標、または登録商標です。