ChatLuckインストール時のOSの設定についての説明です。
ChatLuckの利用に必要なOSの設定について説明します。
インストール直後の RedHat Enterprise Linux や AlmaLinux の設定では、SELinux(セキュリティ拡張モジュール)の設定が"enforcing"に設定されています。
この設定のままお使いいただくと、ChatLuckは正常に動作することができない場合がありますので、 "disabled" に変更してください。
尚、本設定に関しましては、ChatLuckをお使いいただく上で必要となるもっとも簡単な設定となります。
お客様のセキュリティポリシーに基づいた変更を行っていただき、ChatLuck インストール配下のディレクトリに対する Apache デーモンの書き込み権限を付加していただきますようお願いいたします。
1-1. suコマンドにて、rootユーザーにスイッチしてください。
[guest@xxxxxx guest]$ su - Password:
1-2. SELinuxの設定ファイル編集します。viコマンドで、SELinuxの設定ファイルを開きます。
※通常、SELinuxの設定ファイルは /etc/selinux/config です。
設定ファイルの"SELINUX"ディレクティブを編集します。
# This file controls the state of SELinux on the system. # SELINUX= can take one of these three values: # enforcing - SELinux security policy is enforced. # permissive - SELinux prints warnings instead of enforcing. # disabled - SELinux is fully disabled. #SELINUX=enforcing SELINUX=disabled ←"disabled"に設定 # SELINUXTYPE= type of policy in use. Possible values are: # targeted - Only targeted network daemons are protected. # strict - Full SELinux protection. SELINUXTYPE=targeted
編集が完了したら、viコマンドの":wq"(保存して閉じる)を実行してください。
1-1. suコマンドにて、rootユーザーにスイッチしてください。
[root@localhost ~]# su - Password:
1-2. grubbyコマンドでSELinuxを"disabled"に設定します。
[root@localhost ~]# grubby --update-kernel ALL --args selinux=0
上記を設定後、サーバーを再起動してください。
以上で設定変更は終了です。
►ChatLuck (Linux+PostgreSQL)インストールガイドに戻る
記載の製品名および商品名は、各社の商標、または登録商標です。