ChatLuckのパッチのインストール

ChatLuck (Linux + PostgreSQL) のパッチのインストールについての説明です。

ご注意
アップデート作業を行う前に、必ずデータのバックアップを行ってください。（データのバックアップ方法は以下をご覧ください。）
https://www.chatluck.com/download/doc/install/ja_JP/com/pg_backup_l.html

 

Linux + PostgreSQL版のChatLuck パッチのインストールを行います。

1.サーバー及びスケジューラの停止

1-1. suコマンドにて、rootユーザーにスイッチしてください。

[guest@xxxxxx ~]$ su -

Password:

 

1-2. 以下のコマンドを実行し、Apacheを停止します。

[root@xxxxxx ~]# systemctl stop httpd

 

1-3. 以下のコマンドを実行し、"Active: inactive (dead)"のように表示されれば停止されています。

[root@xxxxxx ~]# systemctl status httpd

● httpd.service - The Apache HTTP Server

　 Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/httpd.service; enabled; vendor preset: disabled)

　 Active: inactive (dead) since 月 2021-12-13 15:12:15 JST; 2s ago

・

・(中略)

・

[root@xxxxxx ~]#

 

1-4. 以下のコマンドを実行し、リアルタイムサーバーを停止します。

[root@xxxxxx ~]# systemctl stop chatluckws

 

1-5. 以下のコマンドを実行し、"Active: inactive (dead)"のように表示されれば停止されています。

[root@xxxxxx ~]# systemctl status chatluckws

● chatluckws.service - Real-time server used in some functions of ChatLuck

　 Loaded: loaded (/etc/systemd/system/chatluckws.service; enabled; vendor preset: disabled)

　 Active: inactive (dead) since 月 2021-12-13 15:12:15 JST; 2s ago

・

・(中略)

・

[root@xxxxxx ~]#

1-6. 以下のコマンドを実行し、スケジューラーを停止します。

[root@xxxxxx ~]# pkill -9 -f chatBatScheduler

 

2.パッケージの展開

ここでは、ダウンロードしたファイルをFTPにて、"guest"ユーザーのホームディレクトリに転送済みとし、/tmpディレクトリを作業用ディレクトリとして使用する前提で説明します。
引き続き、"root"ユーザーで作業を行います。

2-1. /tmpディレクトリに、前回インストール時のファイルが残っている場合は削除します。

[root@xxxxxx ~]# cd /tmp

[root@xxxxxx tmp]# rm -rf cgi-bin htdocs

 

2-2. /tmpディレクトリにパッケージを展開します。

[root@xxxxxx tmp]# tar zxvf /home/guest/chatluckp2_4.5.1.2_pg13_linux_x64.tar.gz

展開が完了すると、tmpディレクトリ下に「cgi-bin」、「htdocs」ディレクトリが作成されます。

2-3．展開された「cgi-bin」、「htdocs」ディレクトリのオーナーをApacheのサービス実行ユーザーに変更します。

[root@xxxxxx tmp]# chown -R apache:apache cgi-bin htdocs

 

3.パッケージの上書き

3-1．展開されたディレクトリ内の静的コンテンツを、WebサーバーのドキュメントルートにあるChatLuckのイメージディレクトリに上書きコピーします。

[root@xxxxxx tmp]# /bin/cp -rp htdocs/chatres /var/www/html/.
[root@xxxxxx tmp]# /bin/cp -rp htdocs/chatsares /var/www/html/.
[root@xxxxxx tmp]#

 

3-2．展開された「chatlk」「chatlksa」ディレクトリ内のファイルとディレクトリを、ChatLuck本体のインストール先に上書きコピーします。

[root@xxxxxx tmp]# /bin/cp -rp cgi-bin/chatlk /var/www/cgi-bin/.
[root@xxxxxx tmp]# /bin/cp -rp cgi-bin/chatlksa /var/www/cgi-bin/.
[root@xxxxxx tmp]#

 

3-3．不要ファイルの削除を行います。

[root@xxxxxx tmp]# rm -rf cgi-bin htdocs
[root@xxxxxx tmp]#

 

4.サーバーの再起動

4-1．以下のコマンドを実行し、Apacheを起動します。

[root@xxxxxx tmp]# systemctl start httpd

 

4-2．以下のコマンドを実行し、"Active: active (running)"のように表示されれば起動されています。

[root@xxxxxx ~]# systemctl status httpd

● httpd.service - The Apache HTTP Server

　 Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/httpd.service; enabled; vendor preset: disabled)

　 Active: active (running) since 月 2021-12-13 15:12:15 JST; 2s ago

・

・(中略)

・

[root@xxxxxx ~]#

 

4-3．以下のコマンドを実行し、リアルタイムサーバーを起動します。


[root@xxxxxx tmp]# systemctl start chatluckws

 

4-4．以下のコマンドを実行し、"Active: active (running)"のように表示されれば起動されています。

[root@xxxxxx ~]# systemctl status chatluckws

● chatluckws.service - Real-time server used in some functions of ChatLuck

　 Loaded: loaded (/etc/systemd/system/chatluckws.service; enabled; vendor preset: disabled)

　 Active: active (running) since 月 2021-12-13 15:12:15 JST; 2s ago

・

・(中略)

・

[root@xxxxxx ~]#

 

以上でChatLuck (Linux版) パッチのインストールは完了です。

 

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