ChatLuck (Linux+PostgreSQL) のChatLuck V6.5R1.3への更新についての説明です。
ここではChatLuck V6.5R1.3への更新について説明します。
・ここではPostgreSQL 16の稼働ポートが"5433"であることを前提に説明します。ご利用になる環境によって稼働ポートを適宜変更してください。
1-1. 以下のコマンドを実行し、リアルタイムサーバーを停止します。
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1-2. 以下のコマンドを実行し、スケジューラーを停止します。
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ここでは、ダウンロードしたファイルをFTPにて、"guest"ユーザーのホームディレクトリに転送済みとし、/tmpディレクトリを作業用ディレクトリとして使用する前提で説明します。
引き続き、"root"ユーザーで作業を行います。
2-1. /tmpディレクトリに、前回インストール時のファイルが残っている場合は削除します。
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2-2. 次に、/tmpディレクトリにパッケージを展開します。
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展開が完了すると、tmpディレクトリ下に「cgi-bin」、「htdocs」ディレクトリが作成されます。
2-3. 展開された「cgi-bin」、「htdocs」ディレクトリのオーナーをApacheのサービス実行ユーザーに変更します。
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2-4. データベース更新スクリプトのディレクトリのオーナーをpostgresユーザーに変更します。
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3-1. postgresユーザーにスイッチ後、以下の手順にてSQLの適用を実施してください。
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コマンドパラメータは以下の通りとなります。
./install.sh chatlk localhost chatlkdb 5433
① ② ③ ④
① | chatlk | ・・・ | PostgreSQL上のChatLuck用のロール名 |
② | localhost | ・・・ | PostgreSQL DBサーバーが動作しているサーバーのホスト名 |
③ | chatlkdb | ・・・ | ChatLuckのDB名 |
④ | 5433 | ・・・ | PostgreSQL DBサーバーが動作しているサーバーのポート番号 |
3-2. コマンドが正常に終了したら、exitコマンドにて、rootユーザーに戻してください。
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4-1. 展開されたディレクトリ内に静的コンテンツを、WebサーバーのドキュメントルートにあるChatLuckのイメージディレクトリに上書きコピーします。
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4-2. 展開された「chatlk」「chatlksa」ディレクトリ内のファイルとディレクトリを、ChatLuck本体のインストール先に上書きコピーします。
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4-3. 不要ファイルの削除を行います。
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5-1. 設定ファイルを開きます。
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5-2. 3行目と6行目のポート番号を、「5432」から「5433」に変更します。
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編集が完了したら、viコマンドの":wq"(保存して閉じる)を実行してください。
6-1. 以下のコマンドを実行し、リアルタイムサーバーを起動します。
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"rserver.log"に"Start the server with the address "[::]:3000""のように表示されていれば、リアルタイムサーバーの起動は完了です。
以上でChatLuck (Linux+PostgreSQL版) のアップデートは完了です。
システム管理者権限のユーザーでChatLuckにログインし、「システム管理者設定」画面の「運用管理 > ログ管理 > ログ削除」画面を表示できることを確認してください。
記載の製品名および商品名は、各社の商標、または登録商標です。