熊本赤十字病院様の導入事例

この事例のポイント
| 【導入】 | 職員の意識や働きがいを高めることを目的としたDX推進の一環として、電話による非効率な院内コミュニケーションからの脱却を検討。医療現場としてオンプレミス導入が前提となり、製品の選択肢が限られる中、セキュアな運用が可能で使い勝手のよいChatLuckを採用。 |
|---|---|
| 【効果】 | 事務連絡や入院ベッドの状況など、医師が診療に必要な情報を常に把握できる環境が提供され、特に毎日実施される朝礼資料の共有情報を全医師にプッシュ通知することで、情報伝達の確実性を大幅に向上させた。 |
| 【応用】 | 職員がデザインしたスタンプのコンテスト、「スタンプ総選挙」を毎年実施し、コミュニケーションの活性化と利用促進に繋げている。 |
熊本赤十字病院様は、熊本市を中心とした熊本県東部・北部の約70万人を対象とする地域中核病院として、三次救急や災害拠点病院、ドクターヘリの基地病院といった重要な役割を担っています。
地域の医療体制強化のため、病院の内外でDXにも積極的に取り組んでおり、その一環として、院内コミュニケーション改善のためにChatLuckを導入されました。
今回、ChatLuck導入によって非効率な電話をどのように代替し、診療に必要な情報共有の確実性を高め、職員のエンゲージメント向上に繋げたのか、その経緯と活用メリット、そして今後のDX推進の展望について伺いました。
地域の医療体制強化のため、病院の内外でDXにも積極的に取り組んでおり、その一環として、院内コミュニケーション改善のためにChatLuckを導入されました。
今回、ChatLuck導入によって非効率な電話をどのように代替し、診療に必要な情報共有の確実性を高め、職員のエンゲージメント向上に繋げたのか、その経緯と活用メリット、そして今後のDX推進の展望について伺いました。
背景
非効率だった「電話」による院内コミュニケーション。PHSの置き換えを機にチャットツール導入の要望
―― 熊本赤十字病院では、DX推進委員会を設置するなど積極的にDXに取り組まれていると伺っております。具体的にはどのような活動をされているのでしょうか
本院は熊本県東部・北部地域の中核病院として、地域住民の方々の命を守るという重要な役割があります。特に近年、域内に外資の半導体工場ができたこともあり、外国人を含む急激な人口増加に伴い、外国人の救急患者も2.7倍に増加するなど、医療体制の強化が急務となっています。
その対応の一つとして、院外においては救急隊による脳卒中患者の診断・搬送先判断をオンラインで支援する「阿蘇熊本クロスモデル」を構築し、脳卒中の地域医療連携のDXを実現、論文発表も行い、他の疾患への応用も進めつつあります。
院内においても全職員がより良い医療サービスを提供できる環境づくりのために、DX推進委員会を中心に、さまざまな取り組みを始めています。
その対応の一つとして、院外においては救急隊による脳卒中患者の診断・搬送先判断をオンラインで支援する「阿蘇熊本クロスモデル」を構築し、脳卒中の地域医療連携のDXを実現、論文発表も行い、他の疾患への応用も進めつつあります。
院内においても全職員がより良い医療サービスを提供できる環境づくりのために、DX推進委員会を中心に、さまざまな取り組みを始めています。
―― 今回のビジネスチャット導入のきっかけはどのようなものだったのでしょうか
長らく院内で職員同士のコミュニケーションに使われてきたPHSの老朽化に伴い、スマートフォンの導入が検討され始めたのがきっかけです。導入にあたり、職員に「どのような機能が欲しいか」アンケートを取ったところ、最も多かった要望がチャット機能でした。
病院は「何かあれば電話で連絡するのが当たり前」という文化がある一方、医師は診療中や手術中など、電話対応ができないことが多くあります。伝言のために第三者を巻き込んで手間が増えていくということも少なくなかったことから、多くの職員が非効率と感じていたようです。そこでチャット導入の検討が始まりました。
病院は「何かあれば電話で連絡するのが当たり前」という文化がある一方、医師は診療中や手術中など、電話対応ができないことが多くあります。伝言のために第三者を巻き込んで手間が増えていくということも少なくなかったことから、多くの職員が非効率と感じていたようです。そこでチャット導入の検討が始まりました。
導入
医療機関ならではのセキュリティ上の配慮から、オンプレミス運用が必須条件に。
選択肢が少ない中、より高いセキュリティ機能を持つChatLuckを選定
―― チャットシステム導入に当たり、どのような点を検討されたのでしょうか
多くのチャットシステムがクラウドで提供されていますが、医師間では患者情報や診療に関する情報が多くやり取りされることから、これらの情報をクラウドに載せることに対するセキュリティ上の懸念が強くありました。そこで、院内のサーバーでオンプレミス運用できるシステムであることが必須条件となりました。
―― 複数のシステムを検討されたと思いますが、最終的にChatLuckを選定されたポイントはどのようなところでしょうか
そもそも、オンプレミスで導入できるチャット製品は、選択肢が限られていましたが、最終的にはChatLuckと国内のもう1製品を比較検討しました。最終的な決め手となったのはChatLuckの充実したセキュリティ機能です。特に、スマートフォンに画像を始めとするデータを残さないという制限設定が細かくできる点を評価しています。医師は呼び出しに備え、勤務時間外もスマートフォンを常時携帯していることから、院外持ち出し時の情報漏えいリスクを下げることができると考えています。
また、使い勝手に関しても一般的なチャットアプリと似ていて、操作方法を教える必要があまりない点も評価しました。
また、使い勝手に関しても一般的なチャットアプリと似ていて、操作方法を教える必要があまりない点も評価しました。
効果
朝礼資料の即時共有や、緊急性の低い連絡を代替えし、医師の業務効率化、情報周知の確実性を向上
―― ChatLuck導入後、特に変化があったコミュニケーションはどのようなものでしょうか
まずは、長年の課題であった電話連絡の非効率性を改善できました。特に医師は、電話がかかってきたら緊急か否かに限らず、とりあえず出るということをしていたのが、緊急性が低い事務連絡などがチャットで来るようになったため、電話対応の負担が減ったと感じています。
―― 全医師が毎日参加する朝礼資料を、チャットですぐに共有
また、当院では院内全体の意識統一を図るために、全医師(約240名)が参加する朝礼を毎日実施しています。朝礼ではベッドの空床情報や前日の救急対応の引き継ぎや感染症の状況、その他病院運営に関わる情報などを共有しています。
朝礼には患者対応や当番等の都合で必ずしも全員が出席できるわけではないため、欠席していた医師への情報展開が課題となっていましたが、ChatLuck導入後は朝礼で使われたスライドを、朝礼終了後すぐに全職員が参加する朝礼のルームに掲載して通知することで、医師全体に情報展開が可能となり、情報伝達の確実性が向上しました。
朝礼には患者対応や当番等の都合で必ずしも全員が出席できるわけではないため、欠席していた医師への情報展開が課題となっていましたが、ChatLuck導入後は朝礼で使われたスライドを、朝礼終了後すぐに全職員が参加する朝礼のルームに掲載して通知することで、医師全体に情報展開が可能となり、情報伝達の確実性が向上しました。
応用
ChatLuck利用促進、コミュニケーション活性化のために「スタンプ総選挙」を開催
―― ChatLuckの利用促進のための取り組みをされていると伺いました
より親しみを持ってChatLuckを使ってもらうため、職員がデザインしたスタンプの人気投票「スタンプ総選挙」を行っています。投票が多かったスタンプをデザインした職員は表彰し、みんなが使えるようにすることで、ChatLuckに慣れ親しんでもらえることを狙っています。今後も毎年行う予定ですが、このようにコストをかけずとも利用率を上げる取り組みを行っていきたいと考えています。
お話をうかがったご担当者様

診療部長/経営戦略室長/DX推進委員会 委員長
長谷川 秀 様

情報システム課 DX推進係長
徳嶋 真佐幸 様
ChatLuck 利用環境
| 導入時期 | 2024年2月 |
|---|---|
| 利用形態 | パッケージ版 |
事業概要
| 所在地 | 熊本県熊本市 |
|---|---|
| URL | https://www.kumamoto-med.jrc.or.jp/ |
チャットラックの導入をサポートしたのはこの会社です。
アイテップ株式会社
- お問合せ先
https://itep.jp/products/groupware/
1983年創業、鹿児島に本社を置く本坊グループのIT企業。民間企業・自治体・医療機関など幅広い業種で、システムの選定・導入から運用保守までトータルに支援しています。desknet’s NEOの導入においても、現場に寄り添った提案力とサポート体制で、多くの導入実績を誇ります。DXやAI・IoT分野への取り組みにも積極的で、地域に根ざしながら未来志向のIT支援を行う心強いパートナーです。
-
自治体・政令指定都市
-
社会インフラ・保守
-
鉄道・交通
-
金融・地方銀行
-
製造・研究開発
こちらでご紹介している他にも、自治体・政令指定都市、大手化学・製造メーカー、鉄道・水道・電気通信などインフラ系企業、
導入に関するご相談、事例のご紹介など、お気軽に弊社までお問合せください。
大手地方銀行、大手スーパーなど、数千名~数万名を超える大規模環境での多数のオンプレミス導入実績があります。















